【イタリア/ドイツ出張】ミラノ⇒パルマ編 パルマハム工場見学
更新日:2013/03/13
2013 年 2 月 7 日~ 18 日、サプライヤーとの商談およびドイツ、ニュルンベルグで開催された世界最大級のオーガニック・ナチュラル関連製品の展示会である「Bio Fach」視察を兼ね、イタリアとドイツへ出張しました。
2 月 8 日(金)
ミラノより車で約 3 時間のドライブの旅。
北イタリア最大の穀倉地帯が広がり、食の宝庫と称されるエミリア・ロマーニャ州パルマ地方へ向かいます。
なぜ食の宝庫なのか?
それは、この辺り一帯はパルマハムやパルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ、バルサミコ酢といったイタリアを代表する食材の産地だからです。
写真はパルマ地方ランギラーノ村にあるトッレキアーラ城 (Castello di Torrechiara) です。
パルマハム産地の象徴ですね!
パルマ近郊レジャディーノ・デ・バーニ村にある弊社取扱いのパルマハムメーカー Gennari Vittorio(ジェンナーリ・ヴィットリオ)社 へ訪問しました。
ここでは毎週およそ 2800 本のパルマハムが製造されています。
2 度の塩漬け工程後、余分な塩はぬるま湯で洗い流され 3 か月間乾燥庫でレスティングされた後に、第一熟成庫へ移されます。
このように、熟成期間中空気の触れる部分が乾燥しないようにラードと米粉と胡椒を混ぜ合わせたもので表皮を多いグリーシングします。
このように熟成されますが、圧巻です!!
ずらっと並ぶパルマハムの迫力にただただ驚くばかりでした。
日本国内では、このような形状で骨抜きのパルマハムが輸入されますが、イタリア国内では、下の写真のようなかたちで骨抜きパルマハムは流通されているそうです。
この方がジェンナーリ社の工場長ステファノ・ジェンナーリ氏です!
パルマ人だけあって、私たちがイメージするイタリア人とはちょっとかけ離れている?!とても温和で人柄のよい方です。
ランチは、ステファノ氏のマンマお手製パルマの郷土料理であるトルテッリのランチでおもてなしに預かりました。
BUONO (ボーノ)!!!!!です!
続く…